骨の材質は、一般的には竹製または木製の物が多く、先端部ほど薄く細くなるテーパ構造になっている。大抵の扇子の骨は細長く、折り畳んだ和紙を張って開くと段になるように展開する。骨組みのうち一番外側の部分(親骨)はとくに太く、内側の骨とは逆に先端部ほど太くなっている。高級な物では、親骨に装飾として漆塗りや蒔絵などの細工が施されている。
骨のみの扇子は、白檀などの香木を平たく削って作られることがある。檜の薄板を束ねた物は、「檜扇」と呼ばれた。この形式の扇子はすたれ気味であり、和紙などを貼った紙扇が主流である。
木や竹のほかに象牙、鼈甲などもしばしば骨の素材となる。
また、武術に用いられる物として、鉄扇がある。骨だけが鉄製で紙や布などを張ったもの、鉄の短冊を重ねたもの、また扇子の形を模しただけで開かない鉄扇も存在する。携帯用の護身具、または鍛錬具として用いられる。
出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』

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